フリーライトチェーン基準値内まで減少

2024年6月24日(月)入院22日目 インフォームドコンセント

1週間の休薬を経て第2クールの開始を前に、この日の15時からインフォームドコンセントがあり、第1クール治療効果、第2クール治療計画説明(主治医・妻・長男・長女)。

多発性骨髄腫の腫瘍マーカーでもあるフリーライトチェーンは、第1クールが終わった時点でλ鎖が20.9mg/L(入院時4890.0mg/L)、κ鎖15.8mg/L(同39.2mg/L)といずれも基準値内まで減少、これに伴いκ/λ比も0.76(0.008)と基準値内になっていました。

「腫瘍が50%程度に減少していると抗がん剤の効果あり(部分奏効=PR)、10%まで減少していたら非常に効果あり(最良部分奏効=VGPR)とされていますが、5%未満まで減少しているので、第1クールの薬がとても合っていましたね。手や脚の機能回復を見て、長年の診療経験からの第六感で効いているとは思っていましたが、この数値がそれを完全に裏付けています。それを踏まえ第2クールも同じ薬をベースに治療を進めます。半年、1年の状態で薬は替えていきますが、腫瘍が完全に無くなるまできっちり治療を続けましょう」

とのこと。抗がん剤のベルケイドが非常に合っていた上、副作用も全くない状態なので、第2クールの治療計画についてはもちろん同意。前回同様1クール3週間で実施し、抗がん剤を週2回2週間投与した後、1週間の休薬期間を設けることになりました。


Vd療法第2クール

6月25日、リハビリでサークルを使った歩行訓練開始→看護師さんが「左脚を全く動かせなかった入院時を思うと、ワタシ的には、クララが歩いた、ぐらいに感動した」と。。。テーブルや壁などを伝って個室トイレ利用の許可をもらう(※看護師さん見守り)。

26日(水)Vd療法第2クールがスタート。29日(土)2回目、7月3日(水)3回目、6日(土)4回目。

7月1日(月)、整形外科・担当医往診「CT検査の結果は問題なし。首の骨は3分の2以上繋がっている感じで大きな変化はないが、首はさまざまな神経が通っているので、これまで通り慎重に。なお、日常生活では、腰は潰れてはいるが、腫瘍で溶けているわけではないので、着替えやシャワーなど短時間であればコルセットを外してもいい。ただし首はシャワーでも外さず、交換の際はベッドに横になるか、顎を手で支えて首がグラグラしないようにすることが必要。骨の再生には通常3カ月はかかるので、暑い時期だけど、コルセットを付けて乗り切って」と。

7月3日(水)、血液内科・担当医(助教)回診「血液検査の結果、白血球の減少はなく血小板も基準値内。腎機能も正常。明日から感染症予防の薬(タイフェン配合錠)を1錠追加する」

7月5日(金)、作業療法士さんからリハビリの進捗報告が主治医へ上がり、歩行が安定してきたとして日中のみ個室内の単独伝い歩きをすることが主治医から認められ、一人でトイレに行けることになりました。ただし夜間はまだ尿瓶使用。

7月6日(土)日中に限り、無理のない範囲で歩行器による病棟内単独歩行訓練開始。

7月7日(日)、日曜日にもかかわらず当直でもない主治医が普通に病室に入って来られて、第3クールで当初説明した抗体薬を追加投入しようと思う。ただ、この薬はまれにアレルギー症状などの有害反応をおこす人がいるので、初回だけ入院での投与になる、と。「治療は非常に順調で整形外科で撮ったMRIを見てもすごく良くなっています。これを踏まえて第3クールでは抗体薬のダラキューロを追加投入します。ただしダラキューロの1回目は外来ではやらず入院になるので、それまで入院を継続するか、いったん退院して第3クール開始時に再入院するか、どうしますか」とのこと。で、主治医ともいろいろシミュレーションした結果、いったん9日(火)に退院し、19日(金)に再入院して第3クールはDVd療法(ダラキューロ、ベルケイド=ボルテゾミブ、レナデックス)で開始することになりました。

7月8日(月)、整形外科・担当医往診「MRIの結果、頸椎の腫瘍はものすごく小さくなっている。が、CTで見るとまだ骨の形成にはいたっていないので、退院してもこれまで通り慎重に行動を」

7月9日(火)退院=入院37日間

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