Vd療法(ベルケイド、デキサート)

Vd療法第1クール=抗がん剤:ベルケイド(ボルテゾミブ)、ステロイド:デキサート

2024年6月4日(火)入院2日目、朝食の後、採尿に続いて、ステロイド(デキサート)の点滴が始まりました。本来は、抗がん剤と同じ日に投与するのですが、初めての化学療法なので、マイナス1日での開始となりました。この点滴は30分ほどで終了。

その後、レントゲン(整形外科)と心電図(循環器内科) の検査があり、いずれも部屋まで出向いてくれ、ベッド上で実施しました。

午後、作業療法士の方が病室まで来られ、リハビリに向けて機能チェック。主な症状としては、左手の開閉が出来ず、左腕を上げ保持することが出来ない、左脚も自力では動かせない、両手、両足に痺れがあるといった感じでした。

6月5日(水)入院3日目、この日も採血があり、朝食後に電解質輸液(KN1号輸液)とステロイド(デキサート)の点滴が始まりました。 ステロイドは昨日同様30分程度ですが、電解質輸液は2回に分けてゆっくり時間をかけて投与されました。

更にこの日は骨髄検査(骨髄穿刺=部分麻酔)もあり、それを終えてから、1回目となる抗がん剤(ベルケイド=ボルテゾミブ)の皮下注射を受けました(心電図装着)。 注射はほんの数秒で済み、ちょっと拍子抜け。

薬剤師による治療薬説明や、心エコー(循環器内科) もありましたが、頸椎の腫瘍によって骨が3分の1ほど溶けているため、安静度マックスらしく、車いすさえNGで、心エコーはベッドのまま移動。病院の天井だけ見ながら、病室と検査室を往復することになりました。

その後、理学療法士の方が病室まで来てくれ、リハビリがスタート。と言っても、安静度マックスなので、ベッド上で実施。機能回復というより機能維持が当面の目標という感じでしたが、自力で動かせない左脚を中心に脚の訓練が始まりました。

6月6日(木)入院4日目、この日は、骨病変の治療薬で破骨細胞の活性化を抑制する抗体薬(ランマーク)を皮下注射。ランマークは基本的に4週間に1回の注射となります。※ランマーク投与に伴い、以降毎朝食時にデノタスチュアブル配合錠(カルシウム)追加。

その後、Vd療法は6月8日(土)に2回目、12日(水)3回目、15日(土)に4回目を実施。

入院から丸1週間となる9日(日)、5日と8日に投与されたベルケイドが効いたのか、4日に作業療法士の方が機能確認した際には全く動かなかった左手と自力では動かせなかった左腕・左脚が、実質3日間のリハビリの中でほんの少しずつ動くようになっていました。次の日以降、医師たちはその状態を見て「脚、腕、手の運動機能は入院時に比べかなり改善」(整形外科担当医)、「手脚の動きが想定以上に良く神経が通じた可能性もある」(血液内科主治医)と話していました。当初、心配していたような、腫瘍によって神経そのものがダメージを受けたという状態ではなく、神経を圧迫していた腫瘍が、抗がん剤によって減少したことで、手脚の機能が良化したのかもしれないと推測しました。

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